改革の実現において、中央管理体制から市場メカニズムへ徐々に移行していくことが前提とされた。
金融資本市場 資本市場が再構築され発展した結果、1981年に資本市場法が施行された。翌年、トルコ市場における管理・監督機関となる資本市場評議会が組織された。1985年12月26日には、トルコ経済の発展に重要な役割を果たすイスタンブール証券取引所(İMKB)が設立された。税の簡易化の実施による、投資信託の急成長と外国投資家の資本市場参入の自由化は、İMKBの急速な発展を促す諸要因となったİMKBは現在3つの市場活動(株式市場・公社債市場・国際市場)を行っている。
トルコは今日、世界でもリベラルな外貨管理体制を持つ国の一つとなっている。トルコリラは完全兌換性を有し、また1989年以来、外国人の個人および機関投資家のİMKBにおける証券売買を自由化した政策を継続している。1989年8月に承認された第32号の決議により、İMKBにおける上場証券の取引を希望する外国人の個人および機関投資家に対する全ての制限が排除された。この整備によりトルコの株式および公債市場は、資本と利益の国外流出に対し、いかなる障害も設けられることなく外国人投資家に開放された。
İMKB証券市場での1日平均取引額が2004年に5億930万ドル、İMKB公社債売買取引市場での1日平均の取引額は、 2004年に10億4,200万ドル、債券レポ・債券現先市場での2004年の1日平均取引額は43億2,700万ドルである。また、株式市場の上場会社数は、2004年に297社だった。 İMKBは発達する株式取引所と市場において、2004年の取引額で第6位、市場価値では12位となっている。
İMKBは、国際証券取引所連合(WFE)、欧州アジア株式取引連盟(FEAS)、国際証券サービス協会(ISSA)、国際証券市場協会(ISMA)、欧州資本市場研究所(ECMI)、世界経済フォーラム(WEF)、スイス先物オプション協会(SFOA)の正会員である。「証券監督者国際機構 (IOSCO)」の「協力会員」にもなっている。
※トルコ 2005より引用
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