(1)大統領
2000年5月、デミレル第9代大統領の任期満了に伴い、セゼル憲法裁判所長官が大統領選挙で選出、第10代大統領に就任(任期7年)。
(2)2002年11月総選挙
公正発展党(AKP)は363議席を獲得して第1党、共和人民党(CHP:中道左派)は178議席を獲得して第2党、無所属が9議席(議会定足数は550。2005年11月2日現在、AKPの議席数は356)。 AKPの勝因は次の通り。
旧連立政権の経済失政等に対する国民の厳しい審判
右批判の受け皿としてのエルドアンAKP党首のカリスマ的人気
AKPがイスラム色を極力抑えた選挙戦を展開し、中道層の票を広く獲得
(3)AKP政権の成立と特徴
エルドアンAKP党首は、2002年11月の総選挙では有罪経歴(過去に行った演説内容のため煽動罪違反・収監)のため議員資格が認められなかった。そのため、ギュル副党首を首班に同年11月18日に第58代内閣が発足。その後、関連法令改正によりエルドアン党首が議員資格を回復し、2003年3月9日のシールト県やり直し選挙で当選、同月14日、第59代エルドアン内閣が成立。
これまで、トルコでは小党分裂のため、各党連立による政権が目まぐるしく交替し、政治的に不安定な状況が長く続いてきたが、AKP単独政権の発足により、長期的な政治的安定が期待されている。また、AKP政府は、対米関係を重視、EU加盟にむけた民主化改革、IMFとの協調による経済改革を積極的に推進している。一方、AKPは過去に解党処分を受けたイスラム系政党(福祉党、美徳党)を母体としており、政教分離(セキュラリズム)の国家体制を護持する体制側(軍部)はAKPのイスラム的政策を警戒、政府・軍部間の関係は冷たく、政権運営上の不安材料となっている(公的分野での女性のスカーフ着用問題等を巡り、しばしば軍部・大統領との軋轢が生じている)。
(4)イスタンブール連続爆発事件
2003年11月15日(土曜日)、イスタンブール市内2カ所のシナゴーグ(ユダヤ教教会堂)において、また同20日(木曜日)に同市内の英国総領事館及びHSBC(英国系銀行)銀行でそれぞれ自爆テロと見られる爆発事件が発生。これら4件の爆弾テロ事件による死傷者は、死者60名以上、負傷者750名以上(邦人被害者はなし)。国際テロ組織「アル・カーイダ」の関与が指摘されている。
外務省より
◆トルコリラで運用している方がたくさんいます!
FX スワップ・長期投資派
上位の入れ替えは凄いことに・・・
posted by noriya at 10:34
|
Comment(3)
|
TrackBack(0)
|
トルコリラ