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(3)対米関係
米国は、中東、中央アジア・コーカサス及びバルカン地域に囲まれたトルコの地政学的位置を重視し、NATO、土米経済防衛協力協定の同盟国でもあるトルコの立場を支援してきた。
特に、トルコのEU加盟問題、カスピ海石油輸送ルート(バクー・トビリシ・ジェイハン・パイプライン計画)等に関しトルコを支持したばかりでなく、2000年11月及び2001年2月に発生したトルコ経済危機においても、米国はトルコに対するIMF融資の供与を支援し、トルコ経済の救済に貢献した。
しかし、2003年3月、イラク戦争に際し、トルコ国会が、「外国軍の駐留許可及びトルコ軍の国外派遣」に係わる国会決議案を否決したこと、また、同年7月、北イラク・スレイマニエでトルコ軍将校等が米軍により拘束される事件が発生したことから、二国間関係に軋轢が生じた。その後、両国は関係修復に努め、2004月1月にはギュル外相が訪米し、同年6月には、イスタンブールNATOサミットへの出席の機会にブッシュ大統領がアンカラを公式訪問した。一方、トルコからは、2005年5月、6月に、アルンチ国会議長、エルドアン首相及びギュル外相が相次いで米を訪問した。
また、米国国防省は世界的な米軍の兵力展開の見直しの一環として、ドイツに駐留しているF-16戦闘機1個航空団のインジルリッキ基地への移転を検討中とも伝えられており、イラク戦争の反省から、インジルリッキ基地使用の柔軟性を確保するための協議のため、2005年1月から2月かけて、ファイス国防次官、アビザイド中央軍司令官、ライス国務長官が相次いでトルコを訪問した結果、基地使用許可が2006年4月まで1年間延長された。一方、トルコとしては、PKK/KONGRA-GELに対する米国側の積極的な対応を繰り返し求めており、2005年1月及び8月にはイラクも加え、PKK対策に関する3カ国協議を開催している。これらの問題の行方が、今後のトルコ・米国関係を占う重要な要素となっている
(4)中東和平
トルコは、ロードマップに基づいた中東和平問題の解決を支持。イスラエル・パレスチナ双方と良好な関係を維持しており(注:イスラム諸国の中では最も早くイスラエルを国家承認(1949年)、また、パレスチナの「国家」宣言に対しも一早く承認(1988年))、この立場を利用して双方に和平努力の働きかけを行っている。2005年1月にはギュル外相が、また、5月にはエルドアン首相がイスラエル及びパレスチナを訪問した。
また、トルコはパレスチナ支援を積極的に進める考えであり、トルコ国際協力庁(TIKA)のミッションがパレスチナを訪問して支援ニーズ調査を行った他、パレスチナの治安機関強化の支援も実施(25,000着の制服の寄付、治安要員150名に対する研修等)。民間分野においても、トルコ商工会議所連合(TOBB)の調査団がパレスチナを訪問し、パレスチナでの経済事業の可能性を調査し、また、トルコとパレスチナ及びイスラエルの実業家が、ビジネス・チャンスを模索するためにアンカラ・フォーラムを開催する等、パレスチナの経済的自立を促す取組が行われている。
2005年8月31日、エルドアン首相の直接の仲介により、初のイスラエル・パキスタン外相会談がイスタンブールにおいて実現した。
外務省より
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上位の入れ替えは凄いことに・・・
posted by noriya at 10:50
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